|
風が強くテントが揺れ、雨がテントに当たる「バラバラバラ」という音で目が覚めた。
東屋の下にテントを張っているのに、雨が当たるということはそうとう風が強いらしい。台風の影響が気になり、慌てて着替えて、強風の中悪戦苦闘してテントを撤収。ふと気づくと、まだ外は薄暗かった。
とりあえず先へ進もう、と決め歩き出すと雨と風が収まってきた(涙)
大きな岩をまっぷたつにして、その間に道がある。なんともすごい道だ。
廃屋の軒下で朝食を食べる。腹が減っては、戦が出来ぬ!なんてね
昼が近くなるにつれて雨足は強まってきた。あまりの豪雨にバス停に逃げ込み、ふと窓越しに外を見ると弁当屋の看板が目に入ったので、行ってみることにした。その弁当屋はお店の中で弁当が食べれるようにテーブルと椅子がおいてあったの、ぼくはそこで弁当を食べた。
レトルトごはんが無くなっていたことに気づき、そこの弁当屋でお米を計り売りしてもらった。こうようなことも旅の醍醐味?なのである。
途中渡った川は、昨日、今日の雨で茶色く濁ったのだろう。ものすごい勢いで流れる川を見ているだけで恐ろしい感じがした。
雨は相変わらず降り続いているので、瀬波温泉という所で日帰り入浴を楽しもうと、とある旅館に入った。入浴料700円なり。
老舗らしいたたずまいをした、その旅館の受付のお兄さんは、とても親切で好感がもてる人だ。見るからに旅人のぼくにも他の客と変わらぬ態度で接してくれたことがなによりもうれしい。
展望露天風呂も格別で、天気が良い日などは、日本海に沈む夕日はさぞかし素晴らしいのだろうな、と思いながら雨が降り続く景色を眺めた。
体も温まり足取り軽く歩いたのはわずかな時間で、土砂降りの雨ですぐに意気消沈してしまう。(だってね、ほんとすごい雨なんですよ。まぁ、なんとかなるさと、いつもお気楽気分で旅を楽しんでいますが、これだけ雨が降り続けばさすがのぼくも気が沈んでしますってもんです)
少し、遠回りになるが道の駅めざしてみよう。もしかして東屋があるかもしれない。そう思ったぼくは道の駅目指して歩き始めた。
わずか2キロ程度の距離だったと思うが、土砂降りの雨のせいもあるのだろう、やたらと道のりが長く感じられた。すると野球場があり、その一画に雨がしのげれそうな場所があったので、いってみるとなかなか快適そうである。この土砂降りの雨でもほとんど雨があたっていない。
よし、今日はここにテントを張らしてもらおう。ここにいたという痕跡をのこさなければ問題ないだろう。とかってに解釈し、今日の寝場所に決めた。
フー、助かった。正直なぼくの気持ちだった。
暗くなるころには雨も上がったので周辺の探索に行ってみると、うれしいことにコンビニの看板が目に入り、さっそく買い出しに!その夜はビールを飲んで酔っぱらって、へべれけになり寝袋にもぐり込みました。
うつらうつらしていたら「ちょっとだれ?そこでテント張っているの」との声が聞こえ慌てて外に顔を出してみると、管理人だと言う人が立っていた。「すみません。あまりにも雨がすごくて一晩だけテント張らしもらおうと思って・・・」「そう、ちゃんと許可とってもらわなければ困るよ。まぁしょうがない」と言ってその人は去っていった。
ふ〜、助かった・・・ 再び寝袋にもぐり込んで就寝となりました zzzzz
|